ABOUT 野村不動産コマースについて

社長メッセージ

「心躍るトキをお届けします」
私たちは、クリエイティブ集団として常に進化し、人と街を心躍るトキでつなぎ、お客様の期待を超える価値を創造し続けます。同時に、全社員の物心両面の幸福を追求し続けます。

これは、私たちのミッションです。皆さん、どんな感想をお持ちになりましたか?
ここでは、ミッション実現に向けて私たちが仕事をするうえで、大切にし続けていることについてお伝えしたいと思います。

ひとつ目は「地域の人々が集まり、楽しみ、感動する場である商業施設は、「街の価値」を高めていくことができるという信念」です。
シアターなどのエンタメからスーパーマーケットや行政施設などのライフラインまで、私たちが扱う分野はとても広いのですが、それぞれが、「地域をつなぐ」ために必要なものであり、私たちはとても大切な「つなぎ役」だと考えています。地域をつなぐとは、地域の人々同士をつなぐこと、そのご家族やお友達とをつなぐこと、地域の人々とテナントの皆さんをつなぐことです。つながりが強ければ強いほど、さらに人々を惹きつけてやまない街となり、その街の価値は高まり続けると信じています。「食事は、街を幸せにできる」をコンセプトにしたグルメタワー「GEMS」や、「It makes me full of happiness!」がコンセプトのサービス業種特化型商業施設「MEFULL」、「すぐそこにあるCOMMUNITY LAND」―地域密着型商業施設 「SoCoLA」などの商業施設を企画・運営する、野村不動産グループの商業事業中核会社としての当社の原動力はこの信念です。

ふたつ目は「社員一人ひとりが自ら考えて実行できる力」です。
当社は1968年の創業から半世紀を超えて、商業に関わり続けています。創業直後には、当時画期的だったスーパーマーケットを中核とした「ショッピングセンター(モール)」を全国で開業支援し、対面販売が基本だった衣料品や生活雑貨のセルフ販売などの流通・販売手法をクライアントと一緒に創り上げた会社です。その後も駅前再開発事業における、地元店舗と先進テナントとが融合した商業施設設計や公共施設のリニューアルなどを通して、時代の一歩先を行く商業事業を推進してきました。「感動をお届けする」「顧客を創造する」「挑戦し続ける」「共創する」は、私たちの仕事を支えるコアバリューです。私たちは、商業事業に対して真摯に熱い気持ちで取組むできることのできる「仲間」を常に求めています。

最後は、「安心して働くことのできる環境」です。
メンバーが自律的、積極的に仕事を行うためには、安心して働くことができる環境が必要です。
野村不動産グループは、すべての役職員が、心身ともに健康で、活き活きと仕事に取り組むことが企業の持続的な成長につながる「ウェルネス経営」の実現を目標に掲げています。当社が大事にし続けたい、「地域をつなぐ信念」も「考えて実行する力」も、その源は「社員が安心して働くことのできる環境」にあります。
私たちは、現状変更を恐れることなく常により良い環境づくりにつとめ、自らの成長と会社の成長が重なるように、成長支援やダイバーシティ&インクルージョン、働き方改革を推進していきます。

コロナ禍は、私たちの生活を一変させました。地政学的緊張や物流費高騰の影響を受けた物価高もあって、商業環境も大きな変化の波の中にあります。しかし、どれだけ環境が変わろうと、人は楽しむことや、わくわくすることを止めることはありません。例えば物を買う、食事をする、娯楽を楽しむなどの人と人とが集い触れ合う「場」は、変化することはあれ、なくなることはないと思います。

冒頭の私たちのミッションを思い出してください。
人が街とつながる場には、必ず私たちが「心躍るトキ」を届けている、届ける私たちも「心躍るトキ」を笑顔で生きている。
皆さんの心に私たちが大事にし続けたいことが届き、ミッションを共有できる「仲間」になってくださることを期待するとともに、社会への扉を今開く皆さんとの「出会い」を楽しみにしています。

代表取締役社長 矢野忠孝